【鬼滅の刃】公式ファンブック” 鬼殺隊見聞録”が発売!!

【鬼滅の刃】公式ファンブック” 鬼殺隊見聞録”が発売!!

『鬼滅の刃』初の公式ファンブックは、主要登場人物の誕生日や年齢、趣味などの詳細なプロフィールを大公開!


漫画作品に於いて、紙の上に描かれている世界や人物の情報は、創造主である著者が頭の中で構築している全体像の中の、ほんの一部でしかありません。

当然の事ではありますが、毎回、毎話を決められたページ数と決められた期日の中で描き上げなければならないからです。

公式設定資料の必要性

それに引き換え、我々ファンは常に貪欲に情報を求め、時には憶測が憶測を呼んでネット上で議論になったりもします。

「あれっ、〇〇〇が身に付けている首飾りは、以前に×××の回想シーンの中で登場した少年が身に付けていた物とソックリだけど、あの少年が成長した姿が今の〇〇〇!?」

「いやいや、×××の回想シーンは数年前の話だから時系列的に云々。本人ではなくて兄弟なのでは??」

といった具合です。

また、作者自身、最初は曖昧な設定のまま見切り発車したものの、後々のストーリーの展開に矛盾点が生じてしまう為、編集と相談した上で「これを公式設定としよう」と取り決める部分もあるかと思います。

そして、いつの頃からか、その作品の世界観と、登場人物の生い立ちや人間関係などを詳細にまとめた、いわば「公式設定資料集」とも呼べるものの発表が人気作品には付き物となりました。

鬼殺隊見聞録、その豪華なる内容

もちろん、ワタクシが現在、熱狂心酔している「鬼滅の刃」も例外ではなく、魅力的な登場キャラクターが増える度に「謎」も増え、Twitter上で連日連夜の議論を呼んでいました。


ってなモンですww

そんな折、以前から「出るだろう」と予想されていた公式設定資料集が、遂に発売された次第です。


全216ページに「これでもか!」と詰め込まれた、その豪華絢爛たる内容は以下の通り。

主要登場人物の誕生日や年齢、趣味などの詳細なプロフィール

通常、連載中の作品に於いて、登場人物の詳細な出自(生い立ち)が全員分、ストーリーの中でキッチリと語られる事はありません。しかし、前述したように我々ファンは貪欲ですので、例えば「主人公の〇〇〇が20歳の大学生であるならば、それよりも若く見える×××は現役の高校生なのだろうか?」といった具合に、常にキャラクター同士の相対的な立ち位置を気にします。

この鬼殺隊見聞録では、そういった各キャラクターの年齢や出自が詳細に記されており、「あの時、あのセリフがこのキャラの口から出たのは、こういう理由だったのか!!」と、納得できる事でしょう。

ミニイラスト付き「大正コソコソ噂話」大放出

単行本の各話の間に作者の手書きで挿入される、補足情報(?)である「大正コソコソ噂話」を楽しみにしている読者も多いでしょう。
これも各キャラクター毎に新たな情報が設定されており、例えば伊黒 小芭内(いぐろ おばない)が首に巻き付けている”蛇”の名前なども、ここで明らかにされています。

本書だけの描き下ろし「キメツ学園」特別編

いわゆる「現代パロディー」なるジャンルも、時代物の作品には必須のサブコンテンツとなりましたね。
特に鬼滅の刃という作品は、そもそものテーマが「仇討ち」であり、常に暗澹たる雰囲気が付いて回りますので、適宜に気持ちを切り替える為にも、こういったパロディーは有り難いですね。

連載用ネーム『鬼殺の流』の三話分を初公開

個人的には、これが今回の目玉なのではないかと思います。

鬼滅の刃のベースとなった「JUMPトレジャー新人漫画賞」の佳作受賞作品である『過狩り狩り』については、今やファンが広く知るところとなっていますが、連載決定直後の段階では、タイトルは未だ「鬼滅の刃」ではなく「鬼殺の流」であり、主人公も「竈門 炭治郎」ではない事が分かります。

連載作品て、こんな風に練り上げられていくんですねぇ…

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