本記事は「東京喰種:re」(トーキョーグール アールイー)の原作漫画第12巻の解説と感想(若干のネタバレを含む)です。
本作をアニメで初めて知った方は、参考にして下さい。
掲載:週刊ヤングジャンプ
著者:石田スイ
第12巻 あらすじ
【収録】
第123話「フェイル」
第124話「一糸」
第125話「Ⅹ」
第126話「指輪」
第127話「はじめ」
第128話「膳」
第129話「苦」
第130話「意味なし」
第131話「考える豚」
第132話「二つの意味で」
第123話「フェイル」
第124話「一糸」
第125話「Ⅹ」
第126話「指輪」
第127話「はじめ」
第128話「膳」
第129話「苦」
第130話「意味なし」
第131話「考える豚」
第132話「二つの意味で」
Qsの量産後継部隊「オッガイ」の強襲を受けてアジトの一つを失った金木たち「黒山羊」の面々は、地上のアジトを放棄して文字通りの「地下」に潜伏する事を決断する。
しかし、間髪入れずしてオッガイ隊のリーダー、葉月 ハジメによる単独の侵入を許してしまった金木は、これを捕えはしたものの、かつて董香の友人であった小坂 依子が「喰種隠避」の容疑によってCCGに拘束され、近日中に処刑される予定である事を知る。
小坂 依子を救出しに行くか否かで逡巡する金木であったが、「黒山羊」全体の存亡が懸かった「食料確保」の為の大遠征を前にして、遂には決断できぬままに遠征当日を迎える。
解説と感想
さーて、本巻は冒頭のバトルシーンが最大の見所であります!!(いつもより多いネタバレ御免!!)
喫茶店「:re」にて、恩師と念願の再会を果たした六月 透。
しかし、喜びも束の間、CCGに戻るつもりはない事を金木(いや、佐々木か…)からハッキリと告げられて、意を決したように斬り掛かる六月。
そこに割って入った董香と繰り広げる、凄まじいスピード描写の「女の戦い」たるや!!
この東京喰種という作品は、無印時代も含めて戦闘シーンの中にも一定の「間」がある事が多く、実は、息つく間もないハイスピードバトルというのは意外に少ないんですよね。
それを、更に意外なる二人が繰り広げてくれたものですから、個人的には、本巻はそれだけで大満足…といったところです。
それと、余談になりますが…本巻はワタクシの最推しキャラである米林 才子が非常にカワイらしいポーズで表紙を飾っており、その点も個人的に満足度の高い巻となりましたww
ちなみに、この耳を塞いだポーズですが…
10巻の表紙の瓜江が口を塞がれているので「言わざる」。
11巻の表紙の六月が目を塞がれているので「見ざる」。
そして、本巻では才子が耳を塞いでいるので「聞かざる」。
…になっていると、気付いたファンがTwitterで報告していました。
喰種12巻の表紙は才子か!
— ましろ (@mashiro_white_0) July 2, 2017
11巻表紙六月=見ざる
10巻表紙瓜江=言わざる
12巻表紙才子=聞かざる
になってるのはなにか意味があるのだろうか…
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